ゴルフ

 先日、3ヶ月ぶりにゴルフに出かけた。数年前にクラブのハンデイキャップ委員に任命されて、2ヶ月に1度、競技と会議が行なわれるのだが久々に出席する事ができた。あいにくの天気にもかかわらず7名の委員が出席、楽しい1日であった。委員会は委員長以下10名の委員で構成され、会員の皆さんのハンデイを改定、新定するのが目的である。従ってそれなりに腕自慢のプレーヤでありゴルフ競技全体を理解していなければならない。ともあれ、この委員会のメンバーが本当に個性豊かで楽しい人ばかり、自営業、陶芸家、和紙工芸家、企業の相談役、ご隠居さん?などみなさん悠々自適の生活をおくっていらっしゃる。僕を除くと最年少は67歳、最高齢は82歳の委員長。みなさんご高齢とは思えないほどお元気である。でも今回、69歳の委員の堀場さん本人がら大腸ガンで今月手術をするとの話があり大変驚いた。でもご本人はいたって平静、笑顔でお話していた。他の委員の方々も大事件?にもかかわらずやはり冷静。プレー中にも「簡単な手術、すぐ済むよ!」とか、「夏にはプレー出来るぞ!」とか勇気ずけていらっしゃった。いつもは気にしていなかった我が委員会の皆さんの健康、ほとんどが大病を経験なさっているのがプレー終了後の風呂場にてわかった。心臓に穴があいて大手術、バイパスも通した古市さん、胆石の手術の鈴木さん、やはり心臓手術の林さん他、体にはっきり手術の傷跡が残っている。でも今はそんな様子は感じられないほどお元気でなによりである。そう言えば家の父も10年以上前に心筋梗塞と脳腫瘍の大手術をしたが、80歳の今、以前より元気というより元気過ぎるくらいと思える。失礼ながら皆さん老人と呼ばれる年代の方々だが、この元気の源はいったい何なんだろうか?「今日もゴルフができてよかった。手術前にもう1ラウンドプレーできるかな〜」とお話していた堀場さん。その笑顔は少年の様だった。最近、医者から少し血圧が高いと診断され注意するように言われた僕はそれだけで気がめいっていたのだが、みなさんのお元気な姿をみて負けてはいられない!高齢化の時代、僕も何十年後に、「おげんきですね〜」「お若いですね〜」と言われるように「ゴルフ」をはじめ、いろいろなスポーツ、趣味など夢に向かってチャレンジしていきたいと感じた1日であった。

追伸、堀場さん、手術の成功をお祈りします。