笑う門には福来る

 

昨年の今頃、HPに「無事息災」と言うタイトルで2006年を振り返り、又、今年、2007年の抱負などを投稿した。先日、読み返してみたのだが、昨年は「動」の年、今年は「静」の年と位置づけていた。そして、予想通り?に一年が過ぎていった気がする。「静」とはアルバム制作やCMやレギュラー番組などを意味する言葉と考えていた。今年は本当に制作に専念した年だった。その甲斐あってか最高なアルバムを完成させる事ができたし、又、少しばかり?僕たちのイメージを表面に押し出すことが出来た気もする。

そこで来年・・・、一言でいえば、レコーディングからのスタートとなりそうだ。と、言うのも、久々の新作シングルのリリースが決まったのである。2月にはレコーディング、遅くとも4月発売、詳細は後日ご報告する予定でいるが、「シングル」と言う響きに多少の戸惑い?期待なのか、不安なのか、複雑な思いが交差している。

僕にとってのレコーディングは「粘土細工」の様なもの、あらゆる角度から作品を見つめて、微調整して、一つずつ納得出来るまで時間をかけて完成させる。又、すべてを破壊してゼロから作り上げる事もある。そんなデリケートな作業に精神疲労が気が付かない間に蓄積されるのも事実である。それは、コンサートでの緊張感や疲労感とはまったく違った制作活動だろう。しかし、僕は欲張りな性格、その両方をエンジョイしたくてたまらない。
コンサート会場でファンの皆さんと触れ合う瞬間も、スタジオに入り音楽漬けになるのも最高な時間だと思う。

アルバムとシングルが続いて発売される来年、より多くの皆さんに僕たちの作品を聞いて頂きたいと思っている。このところ、アルバム「L.O.V.E」を何度となく聴き直している。すると、このアルバムをテーマにライブ・ステージができたら・・・と言う思いがわいてくる。
森下バンド、モモ・カン、サンセットライダーズ、加藤バンドの組み合わせが実現すれば、
昨年までのコンサート・ホールでのステージとは一味も二味も違ったライブが出来るのでは?と、思いは募るばかりである。

今年を象徴する漢字は「偽」であった。来年の今頃はどんな漢字が発表されるのだろうか?あと数日で新年を迎える時期となった今、心は既に「来年」への想いに入っているが、今年以上に素晴らしい年を!期待するのは僕だけではないだろうが、お互いに健康に気を付けて、幸せな一年を過ごしたいものである。

この一年の皆さんの応援に感謝致します。有難うございました。「良いお年」をお迎えください!

追伸: 中年夫婦が手に手をとって・・・、僕にとっては恥ずかしいワン・ショットですが、「笑う門には福来る」、どうか笑ってやってください!


来年もよろしく!

 

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